日本におけるヴィラ=ロボス研究の先駆者、村方千之氏の文章を公開

プロフィール

日本生まれ。リオ・デ・ジャネイロに半年、サンパウロに7年間滞在。中出良一氏ほか、複数の日本人のピアニストに師事。9歳の時、世界的ピアニスト、マグダ・タリアフェロ Magda Tagliaferro(ヴィラ=ロボスの友人)が創設した音楽教室で門下生にピアノを学ぶ。11歳、アルゼンチン出身のピアニスト、ベアトリス・バルジ Beatriz Balziに師事。12歳半で帰国。1987年、東京藝術大学音楽学部楽理科に入学。1991年卒業論文『エイトール・ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲』を提出。日本ヴィラ=ロボス協会の創設者、故・村方千之会長の依頼を受け、ヴィラ=ロボスの作品が含まれる演奏会のプログラムノートを執筆、資料整理を行ってきた。2020年、子育てが一段落したのを機に、ヴィラ=ロボスの勉強を本格的に再開。

市村由布子