日本におけるヴィラ=ロボス研究の先駆者、村方千之氏の文章を公開

3月5日はヴィラ=ロボスのお誕生日で、ブラジルの”クラシック音楽の日”!!

ヴィラ=ロボス、お誕生日おめでとう!
Feliz Aniversário, Villa-Lobos!

ブラジルのクラシック音楽の存在を世界に知らしめた偉大な作曲家であるヴィラ=ロボス(1887-1959)がもし生きていたとしたら137歳です。

ヴィラ=ロボス自身が作曲した《お誕生日おめでとう》の歌詞とその意味をご紹介します。私のポルトガル語の先生であるジュリオ先生から教わりました。

彼の作品の中でもっとも有名な《ブラジル風バッハ第5番》の作詞家でもあるマルエル・バンデイラManuel Bandeiraによる歌詞です。

“Saudamos o grande dia,
que hoje comemoras
Seja a casa onde moras
a morada da alegria
O refúgio da ventura,
Feliz aniversário!”

今日という素晴らしい日をお祝いします
あなたの住む家が
喜びの住処(すみか)であり
幸福の場所でありますように、
お誕生日おめでとう!”

※refúgio:避難場所、隠れ場所、保護、(心理的な)支え
※ventura:運、巡り合わせ、幸運、幸福

🎵ヴィラ=ロボス:《お誕生日おめでとう》“真心の歌”から
ア・カペラ版(1945)[W452]

♪Feliz Aniversário Villa-Lobos 👉楽譜付のYouTubeです
(Canção de cordialidade – 1945)

♪Feliz aniversário! Villa Lobos 👉ア・カペラ二重唱
Paula Lenzi