日本におけるヴィラ=ロボス研究の先駆者、村方千之氏の文章を公開

村方千之氏からの手紙⑱(1993.4.10)

村方千之氏からの手紙⑱(1993.4.10)

村方千之氏がプログラムノートに執筆した文章を抜粋し、「村方千之氏からの手紙」というシリーズでご紹介しております。

ブラジル現代音楽祭[第2回]
“ギター独奏と伝統サンバの午後”
1993 [平成5] 年4月10日 自由学園明日館講堂
主催:日本ヴィラ=ロボス協会


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【プログラムより】

本日はようこそブラジル現代音楽祭にご来聴いただき大変嬉しく存じます。日本ヴィラ=ロボス協会はブラジルの偉大な作曲家ヴィラ=ロボスの音楽を日本の音楽ファンの方々に紹介することを使命として発足し、現在はさらにその活動の範囲を広げ、クラシックからポピュラーに至る幅広いブラジル音楽を啓蒙紹介しています。今日は特にブラジルを代表する女性ギタリスト、クリスチーナ・アズマさんを迎え、昨年のヴィラ=ロボス国際コンクールで受賞された中峰秀雄氏と、さらに東京芸大の卒業論文に“サンバの研究”を提出し注目された小原待子さんとそのグループが華やかに伝統サンバを披露します。30分のコーヒーブレイクではごゆっくりとお寛ぎになり、最後まで音楽をお楽しみください。

日本ヴィラ=ロボス協会
村方 千之

編集:市村由布子
Editora: YUKO ICHIMURA